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育児…親子の健全な成長
 
質問 ナビ女の子 自分の子供だから、しっかりと育てたい。でも、ちょっと不安…
答え ドクターアンサー

東洋医学では、親子が共に、健全に成長することを正しい育児としています。子供が親から学ぶのは勿論ですが、親も子供からたくさんのことを学び、親子の関わりの中で、お互いに『磨き・磨かれ』の関係を築くことなのです。

『三つ子の魂百まで』のことわざ通り、満2才までの経験や親子関係が、その子の基礎を作ります。胎児0才、生まれたら1才よって3つ子=満2才(数え年)身体も発育しますが、この時期は色々なことを学習するので、【脳】の為に植物性のタンパク質を豊富に与えてあげて下さい。
黒豆を煮てすりつぶして、絞りミルクのように与える。
黒豆を煮てすりつぶして、離乳食のように与える。
黒豆を煮てすりつぶして、コロッケのジャガイモの代わりにして与える。
等々、お母さんの創意工夫で、十分に与えることが出来ます。

  言葉や勉強も大事ですが、【我慢】【挨拶】【優しさ】と言う心と思考の育成を中心に考え育てる時期なのです。

『心身一如』=心が健全でなければ、健全な肉体を形成できません。
人も動物ですが、獣との違いは思考(善悪の判断)と理性(抑制)を持ち合わせていることです。 この思考と理性のバランスが良いほど人間性が良いと言うことになります。

肉を中心とする食の氾濫は、行動力を活発にしますが、抑制力が半減します。部活動を中心にする生活なら、能力を余すことなく発揮できますが、発散できないと有り余る力が、攻撃的な性格を示すことが多いです。

根菜類や豆を中心とした、日本古来の食事は、冷えや湿気を身体から排除することができ、日本の風土にあった食事です。筋肉は動物性タンパク質で養われ、性格は植物性タンパク質で養われるので、情緒が安定し、思慮が深いというような人間性の形成には、豊富に植物性タンパク質を摂取することが重要になります。

(説明・補足)
東洋医学では、五臓が人間の全てを司ると考えます。
五臓…【肝】【心】【脾】【肺】【腎】の五つ。
上記五臓は一般的内臓の働きの他に、志(こころざし)に関係します。
【肝】 感情の(怒)を支配しています。ヒステリーやすぐに怒り出す人は、【肝】に変調があるのです。
【心】 感情の(笑う)や(陽気)を支配しています。心臓の【心】よりこころの【心】と言う意味が強いです。
【脾】 感情の(思う)を支配しています。すぐにクヨクヨする人や神経質な人は、【脾】に変調があるのです。
【肺】 感情の(憂い)を支配しています。 やる気のない人や長続きしない人は、【肺】に変調があるのです。
【腎】 感情の(恐れ)を支配しています。 引っ込み思案な性格の人や長い間の疲労や精神的苦痛を受けた人は、【腎】に変調があるのです。
【脳】は【腎】が密接に関係しているので、【腎】を強くする食べ物が脳を活性化するので、【黒豆】が同じ豆類でも最高峰となるのです。【腎】は黒色の食べ物や豆で調和されるのです。脳は身体全ての判断器官ですから、脳が調和されている状態は五臓も調和されていることになるのです。
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東洋医学臨床研究会 煌龍会
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